もしも司法書士さんが居なかったら!

不動産名義変更という作業は、できればやりたくないような煩雑なことが多く、私は何回かその憂き目にあって、けっこうシンドイ思いをしました。

みなさんも相続登記や登録申請といった専門用語はご存じだと思いますが、むずかしい訳のわからない書類を揃えるのに1件あたり2週間も3週間もかかり、そのうえ法務局まで自分で行って申請書を提出しなければならないといったことも一度や二度ではありませんでした。

渋谷の法務局というのはNHKのすぐ近くにあり比較的便利でしたが、それでもあの行き来には閉口してしまいました。

もちろん不動産名義変更に関する手続きのほとんどは司法書士さんに任せました。
が、私の場合、不動産名義変更の事情が複雑に入り組んでいたこともあって、司法書士さん経由で言い付かったことも、それだけたくさんの量になったのです。
早々に不動産名義変更手続センターに出会って幸いでした。

親父が不動産大好き人間で、アパート3棟、一戸建ての貸家2軒、東京郊外と渋谷に更地同然の土地の不動産物件が2件と、けっこういろいろ買っていたようです。

私には兄弟が5人もいたので、その遺産のすべての取り分を姉弟と母親で連日話し合い、最後に遺産分割協議書に署名捺印しなければならないという作業もありました。

そのうえ親父が残した資産の中には、住宅ローンやアパートローンのようなものの残債が数件残っており、その処分にも悪戦苦闘しました。

住民票や戸籍謄本といった基本的な書類ならともかく、委任状にいたっては何枚も書かされたので、何が何の不動産名義変更に対する委任状なのか把握さえしていません。

最後は簡単な記入方法までわからなくなって、司法書士さんと膝詰め談判のような形で徹夜したのを覚えています。

これから先は相続税が恐怖です。

もし、司法書士という専門家がいなかったら、私はすべてを放棄して夜逃げしていたでしょう。